条件別の早見表:家賃が高くても近いほうが得になるのは、時給いくらから?
近い家と遠い家の月の費用の差(家賃+交通費)と、通勤時間の差が違うと、時間の価値を1時間いくらと見れば「近い家のほうが得」になるかを計算しました。数字は下記の前提にもとづく目安です。
| 近い家が高い額(月) | 通勤が往復30分長い | 往復60分長い | 往復90分長い |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 約500円/時 | 約250円/時 | 約170円/時 |
| 10,000円 | 約1,000円/時 | 約500円/時 | 約330円/時 |
| 20,000円 | 約2,000円/時 | 約1,000円/時 | 約670円/時 |
| 30,000円 | 約3,000円/時 | 約1,500円/時 | 約1,000円/時 |
前提:月の出社日数20日。「近い家が高い額」は、家賃と交通費を合わせた月額の差。表の数字は、時間の価値を1時間あたりこの金額より高く見るなら、近い家のほうが安くなる水準の目安(10円単位)。金額と時間はすべて仮置きです。
このシミュレーターでわかること
職場に近い家は家賃が高く、遠い家は安い代わりに通勤に時間がかかります。家賃の差だけで決めると、毎日の通勤時間という「見えないコスト」を見落としがちです。
このシミュレーターは、家賃・交通費・通勤時間を入れ、自分の時間を1時間いくらと見るかを変えると、近い家と遠い家のどちらが得になるかが入れ替わる水準(損益分岐)を交差グラフで示します。
使い方
- 近い家と遠い家の家賃、1日の往復の通勤時間を入れます。
- まず時間の価値を0円にして、お金だけの差を確認します。
- 時間の価値を動かして、交差グラフの損益分岐を確認します。
- 通勤の交通費や出社日数を反映するときは「詳しく」に切り替えます(在宅勤務が多い人は、出社日数を減らして試してください)。
時間の価値は、残業代の単価や副業の時給など、自分なりの目安で考えるといいでしょう。正解はなく、睡眠や家族との時間を大切にしたい場合は、高めに設定してもかまいません。
計算のしくみ
時間の価値が0円ならお金だけの比較です。時間の価値を上げるほど、通勤が長い家の負担が大きくなります。
近い家と遠い家の比較表
| 近い家 | 遠い家 | |
|---|---|---|
| 家賃 | 高めになりやすい | 抑えやすい |
| 通勤時間 | 短く、自由な時間が増える | 長く、疲れやすい |
| 広さ・環境 | 同じ予算だと狭くなりやすい | 広さや環境に余裕を持たせやすい |
| 遅くまでの予定 | 終電を気にしにくい | 帰宅時間に制約が出やすい |
数字が近いときは、通勤時間を「休める時間」として使えるか(座れる・本が読めるなど)も判断の材料になります。
注意点・前提
- 初期値は、一般的な水準を想定した仮置きです。実際の家賃や交通費は、地域や物件で異なります。
- 通勤手当が出る場合は、自己負担になる分だけを交通費として入力してください。
- 引っ越しの初期費用、住み心地、体力や健康への影響は含まれていません。
- 在宅勤務が多い場合は、出社日数を減らすと、通勤時間の影響が小さくなります。
- 計算結果にもとづく判断や損失について、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
通勤時間と家賃は、どちらを優先すべきですか?
人によって異なります。この計算では、家賃・交通費の差と通勤時間の差から、時間を1時間いくらと見るかの損益分岐を出します。近い家が家賃9万円(往復20分)、遠い家が家賃7万円+交通費1万円(往復90分)の目安では、約430円/時が分かれ目です。
「時間の価値」は、いくらにすればよいですか?
正解はありません。残業代の単価や副業の時給、休息や家族との時間をどれだけ大切にしたいかで決めます。まず0円で計算し、徐々に上げて、結果が入れ替わる水準を見るのがおすすめです。
在宅勤務がある場合はどう入れますか?
「詳しく」モードの月の出社日数を、実際の日数に変えてください。出社日数が少ないほど、通勤時間の影響は小さくなります。
会社から通勤手当が出る場合は?
自己負担になる金額だけを、通勤の交通費に入力してください。全額支給なら0円で構いません。
引っ越し費用や更新料は含まれますか?
含まれていません。引っ越しの初期費用を回収できるかは、別ページの「賃貸の更新と引っ越し」のシミュレーターで確認できます。
入力した数字は保存されますか?
いいえ。入力内容はお使いのブラウザ内で計算されるだけで、サーバーへの送信や保存は行っていません。